資源リサイクルの推進
現代の経済社会の繁栄は、工業製品の大量生産と大量消費によってもたらされてきました。しかしながらそれらに必要な原材料は限りあるものであり、これからも人類が持続的な発展を遂げていくためには、資源やエネルギーを効率よく利用する循環型社会に変わっていく必要があります。
非鉄金属鉱業界は、長年にわたって蓄積してきた技術と設備を活用して、資源リサイクルを推進しています。例えば、製鋼電炉ダストから亜鉛を、使用済みの鉛バッテリーから鉛を、エレクトロニクス部品から銅や貴金属を、電池から亜鉛やレアメタルを、それぞれ回収しています。 また近年では廃家電・自動車の処理により、有用金属のリサイクルと廃棄物の無害化を行っています。
再資源化部会
再資源化部会は、日本鉱業協会会員企業の廃棄物処理事業、リサイクル事業などの環境事業全般に係わる共通的課題を議論する場として1993(平成5)年度に発足しました。
各企業は長年培った非鉄の選鉱・製錬技術を活用して、環境事業に取り組み、地球環境の保全、循環型社会の構築に貢献をしています。
部会の活動概要は次のとおりです。
メンバー
- 住友金属鉱山株式会社
- 中外鉱業株式会社
- 東邦亜鉛株式会社
- DOWAホールディングス株式会社
- JX金属株式会社
- 日鉄鉱業株式会社
- 野村興産株式会社
- 古河機械金属株式会社
- 三井金属鉱業株式会社
- 三菱マテリアル株式会社
- 日本冶金工業株式会社
- 大平洋金属株式会社
廃棄物処理・リサイクル事業所マップ
202407_廃棄物処理_リサイクル事業所_所在地と主要処理品目